結露による被害の様子


何故?このように結露の被害で腐食してしまったのでしょうか?
日本の住宅の99%以上は壁内充填断熱工法【内断熱工法】で家が建てられているのですが、その内断熱工法が結露が壁内に生じる原因の元凶である。
結露は何故起きるのか??
冷えたコップに空気中の湿気が、冷えたコップに触れる冷やされ、その湿気が冷やされて、水分となる。
これが結露といいます。
住宅の壁の中に断熱材があるということは、家の外と中の部屋の温度座が生じ、冬の季節の間は部屋の中の暖かい湿気を含んだ空気が壁の中を通り、外壁材は冷えていますので、外壁の内側で冷やされて、結露となります。
断熱材の中や木材の中に水分が溜まり、カビや腐朽菌が発生して、木柱や壁の中の木材を腐食させ、耐久力がなくなります。
家の寿命も短くなっていき、地震が来た時に倒壊しやすくなり、現実に阪神大震災で倒壊して、家の下敷きになり、沢山の死傷者がでる、大惨事になりました。
日本の住宅がこのような結露がでるような内断熱工法の住悪でなかったら!?阪神大震災のように、家が倒壊して大惨事にならなかった・・・・と言って、過言ではございません。
結露はおろそかにできないほど、それほど怖い現象なのです。
人間の生命を守るのが住宅です。 自分の命を守ってくれるのが住宅です。
今、壁の中で何が起こっているのか!? 真摯に受け止めて、事実を知る事が先決です。
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